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コラム・法語
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坂木恵定師・松原祐善師・訓覇信雄師

2022.03.28

㊧坂木恵定師(松任妙蓮寺)/㊥松原祐善師(大谷大学学長)/㊨訓覇信雄師(大谷派宗務総長)1975(昭和50)年10月3日高光大船師25回忌法要にて ※撮影:横山定男氏

難波別院ご担当から、横山定男氏撮影画像の追加分データが送られてきた。横山氏のご息女の推挙で、難波別院に寄贈した画像のデータを既に沢山お預かりしているが、新たな画像数百点が見つかったとのことで、文字通りの「お宝映像」の到来である。暁烏先生の肖像写真といい、この度の寄贈といい、望外の喜びであり、新たな仕事を賜わった。いずれもが現在では貴重な史料でもある。

三師の奥さまは、みな大船師のご息女である。坂木先生は「大学の学長・宗務総長・住職の3人だが、ワシが一番偉い・・」と。それにつけても、この三師がみな大船師の縁戚とは、よくよくのご縁である。「人の誕生」とはよく耳にするが、「誕生した人々」の系譜である。

膝を立て、ギロリと眼光鋭き訓覇信雄師(くるべ しんゆう師)の逸話を二日前に渡邉晃純先生(愛知県豊田市 守綱寺前住職・昭和15年生まれ・出版部長、教化研究所所員、教務所長などを歴任)から伺った。
宗門紛争で宗派が大きく揺さぶられ、誰もが「危機だ」「危機だ」と言っていた頃のこと。師は「本願寺の一つや二つが消えたって、社会にとっては危機でも何でもない。けどな、トヨタ自動車が消えるとなったら、社会の危機や」と。
皮肉たっぷりのユーモアでもあろうが、今どき、こんな一矢を放てる人はいなかろう。大谷派が輝いていた時代である。南無阿弥陀仏

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