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〈開催報告〉元日AM11時~修正会勤まりました

2022.01.01

今年も元日午前11時~修正会が勤まりました。かつては元旦零時を正信偈で迎える修正会を勤めていましたが、地元港区内には全門徒の5%未満しか在住していないこともあり、みなさんがお参りしやすい元日午前に勤めるようになりました。(ココは都心の過疎地です。1965(昭和40)年生まれの私が通った区立竹芝小学校は当時全学年が単学級で全校生徒は100名余り、私の学年はわずかに10名!1989(平成元)年に廃校、路線バスも大半が廃止、商店街も事実上消滅して、夜間人口が乏しいオフィス街です)


今年はオミクロン株の感染拡大が気がかりで、サイトへの掲載とご常連、役員への案内にとどめました。本堂には14名、Zoomには最多9名の方がお参り下さいました。

正信偈同朋奉讃のお勤めの後に、『蓮如上人御一代聞書』第一条を全員で拝読し、その後に20分弱の年頭法話、恩徳讃斉唱、そして皆で献杯、散会の流れでした。

当時74歳の勧修寺村(京都)の道徳と当時79歳の蓮如上人との対話は、実に圧巻です。「道徳、念仏申さるべし」。年頭からこのこと一つを外さない蓮如上人とそれに頷いた道徳。
曽我量深師に長年随行された藤代聰麿師が「念仏すればたすかると言うておるのではありません。念仏せねばたすからんと言うておるのであります」との曽我師の仰せを書き遺してくださっていますが、前者と後者は天と地の差異、異次元です。他に道無しの理由は「念仏せねばたすからん」わが身の発見においてのみ明白なのでした。
それにつけても、老いた念仏者二人が仏法の要を元日に確かめ合う光景は時を超えて輝きます。コロナによって社会が変容しようとも、この一点は変わりようがありません。

本年も共に聞思を。南無阿弥陀仏。

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