臘扇忌(ろうせんき)清澤満之師ご命日記念法座

 

14時~17時。お勤め・記念法話「自己とは何ぞや、是れ人世の根本的問題なり」
講師:島﨑暁民先生
(金沢教区称佛寺住職・1930年生まれ・京大仏文卒・法藏館版『清澤満之全集』編集委員)

本堂+Zoom配信、随意志納。本年94歳となられる先生には、石川県のご自坊からオンライン出講いただく予定です。どなたでもご参詣いただけます。

清澤満之先生は、幕末の文久3(1863)年に名古屋の下級武士徳永家の長男として生まれ、近代化を進める明治日本において、「私にとって念仏とは何か」「救われるとはどういうことか」との究極的問いを決してごまかさず、明治36(1903)年6月6日に満40歳に満たぬ「実験」のご生涯を果たされた先達が清澤満之先生です。先生の謦咳に触れた「浩々洞三羽烏(こうこうどうさんばがらす)」であった暁烏敏先生・佐々木月樵先生・多田鼎先生、そして曽我量深先生や藤原鉄乘先生など、多くの門弟を輩出されました。

では、清澤先生から何を学ぶか。
暁烏先生を通じて島﨑先生にまで届いた「求道の姿勢」を学ばせていただくのみ。
その根源は法蔵菩薩に。