オギャア!
2024.02.01
「宗教とは自分の誕生の一語「オギャア」を翻訳することである」(暁烏敏)
「オギャア」を一切衆生に遍く通じる「世界共通語」と聞きとった暁烏敏先生は、自らの産声「オギャア」を「天上天下唯我独尊」と「翻訳」されました。
「翻訳」とは、自分の内に「オギャア」=「何しに生まれてきたか」の本義を発見すること。林暁宇先生もまた「今度こそ、仏になるぞ!」と仰せでした。
いずれも凡夫に回向された「如来の超訳」です。
全てが水泡に帰した・・と打ちひしがれる他にない時にこそ、翻訳開始の時。 「宜しく知るべし。これ時なり」(『仏説無量寿経』聖典15頁)。南無阿弥陀仏