死にきった人に生があり、佛に離れた人に佛がある(暁烏敏)
2022.08.01
1954(昭和29)年8月27日は、暁烏敏(あけがらす はや 暁烏敏 – Wikipedia )先生のご命日。清澤満之(きよざわ まんし・1863-1903)先生の直門中の直門であり、昭和26年財政が行き詰った真宗大谷派の宗務総長に就任し「念仏総長」とよばれた。盲目老躯の政治の素人が実質11か月で見事に黒字転換させ、念仏の声が立つ宗派組織に一時蘇生させた。娑婆に通じていた達人である。
「死にきった人」「佛に離れた人」。師清澤先生を憶念されていたのだろうか。南無阿弥陀仏
(『暁烏敏全集』20巻78頁)
※8月28日(日)14時〜17時「香草忌」が勤まります。