頭を下げるものを持たぬ者に国政をあずけてはならない(西村見暁)
2021.02.01
頭を下げるものを持たぬ者に国政をあずけてはならないのであります。 国政を私(わたくし)して、国民を苦しめるのはそういう人々であります。聖徳太子が「私に背きて公(おおやけ)に向(ゆ)くは、是れ臣(やっこらま)が道なり」(『十七条憲法』15条『聖典』966頁)といってありますが、このことの実際は師匠をもつかどうかによって決まるのであります。
(西村見暁『和国を建立する者』『香草』昭和35年10月11月合併号)
今年は聖徳太子1400回忌、ご命日は2月22日です。