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こころにじごくがあるよ(浅原才市)※1/8~

2025.01.13

「こころにじごくがあるよ/ひにちまいにち/ほのを(炎)がもえる」


年明けに守綱寺様(愛知県豊田市・ 渡邉貴之住職 ・渡邉晃純 前住職)から、寺報『清風』25年1月号が届きました。晃純先生がご夫妻で入寺されてから、全10ページの寺報を 半世紀を超えて、毎月刊行されていることに敬服しますが(今号は№.630!)、その巻頭に年始の挨拶と共に記されていたのが、妙好人浅原才市(あさはらさいち)のこの仰せでした。

地獄なんてあるんですか?と言うなかれ。
仏教が説く「業感縁起(ごうかんえんぎ)」のとおり、私の業=言動・思想=が作り出すのが地獄です。この私がいる限り、地獄あり。
浄土の光に照らされる時、地獄が見えます。

地獄には、閻魔(えんま)さまと手下の鬼、そして罪人がいます。
行いを写し出す浄玻璃(じょうはり)の鏡と言動を記録した閻魔帳(えんまちょう)片手に「あの人は以前にねぇ・・」と人を裁くのが閻魔さま。
閻魔さまの取り巻きとなり、後ろ盾があるからと猛烈に責め立てる鬼。
そしてビクビクする罪人。

裁判官と検事と自己弁護する罪人。
日替わりで、一人三役で演じている私がつくる世界を地獄と呼ぶのでしょう。

他人ごとではなかった!
閻魔帳、私も持ってます・・・・、南無阿弥陀仏

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