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なるようにしかならぬだろうが なるようには必ずなる

2022.01.26

オミクロン株感染拡大の中、1月16日に上掲の法語に書きかえました。

出典は東京新宿専福寺様所蔵の藤代聰麿師筆の画と画讃です。故二階堂行邦前住職が晩年に賀状に掲載され、また揮毫されてもいました。


中央に聖徳太子=南無仏太子(「太子の御とし二歳の/二月十五のあしたにぞ/ ひむがしにむかひて合掌し/南無佛と再拝す」親鸞聖人『大日本国粟散王聖徳太子奉讃』 )が描かれ、「至徳院法語」が書き添えられています。

「至徳院」については、二階堂住職をはじめ幾人かにお尋ねしましたが不詳です。ご存知の方は、ぜひ教えてください。

道理を説く仏教の本筋を教えてくださいます。道理の通りの現実が説法しているのでしょうか。私は嫌なものは嫌、「またか・・」とため息つくばかりです。ですが私が認めようが認めまいが、「宇宙万有の千変万化は、皆な是れ一大不可思議の妙用に属す」。寸分の狂いなく、厳粛に「なるようには必ずなる」のでした。如来業(にょらいわざ)なればこそ「必ず」、百発百中です。南無阿弥陀仏

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