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ほんとうにしたいことがあったらそれをやれ・・(暁烏敏)

2025.05.01

林暁宇師(1923-2007・4・29)


5月25日に暁宇忌(ぎょううき)―林暁宇師ご命日記念法座を勤めます。

「ほんとうにしたいことがあったら、それをやれ。それで死んでも悔いなかろう」(暁烏敏師の仰せ・林暁宇師聞書)

林暁宇師のご一生は、暁烏敏師(あけがらすはや・1877-1954)のこの一言によって決まりました。この一言は、全人類に向かって放たれた、回向された問いです。
私にとって、死んでも悔いなし(不悔)と言い得る、ほんとうにしたいこととは何か・・こればかりはチャットgptで検索しても、応答にはなりません。

ご西帰されるひと月前、2007年3月25日に広大舎(石川県能美市・谷田暁峯師主宰)にて、林先生は今生最期のご法話に立たれました。
その結びに仰ったことを以下に記します。

「私はこれから暁烏先生の百回忌(※2053年=令和34年)を・・、もう一年か二年で死ぬのだぞ。そんな者が暁烏先生の百回忌なんて、こらまあどうなっているのか。のぼせているのかなあ。のぼせでも何でもいい。
その百回忌を縁としてこの暁烏先生の世界を一人でも多くの人にわかっていただきたい。そのために私が今何ができるかということを考えると、あれもしたい、これもしたい。
これだけたくさんの人がおりながら、こういうことをやりたい人がおらんのかな、と私は思うのです。
こんなことこそ命を捨てても悔いのない仕事だと思うのです。それをやりたいと思う人がおらんのかなあと思って、今、八十四歳の年寄りがふらふらしながら生きているのです。法話になったかならんか知らんけど、これで終わらせていただきます。南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏・・・」



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