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〈告知〉秋の永代経法要

2024.09.02

台風10号は進路予測ができず、また長期間停滞したことなど、異例づくめだったようです。猛暑も含めて「日本の夏」は、一変したことを痛感させられています。

案内ハガキには、浅田正作(あさだ しょうさく 大正8年~令和元年11月17日満100歳にてご西帰/聞思院釋教行)さんの詩を掲載しました。この詩に浅田さんにおける浄土真宗の恵みが語られています。
大正8(1919)年石川県松任市(現・白山市)に生まれ、浅田家に結婚により入籍。農業と工場勤務を兼職され、昭和60(1985)年=67歳の年に大谷専修学院に入学、本誓寺(住職〈当時〉=松本梶丸師)衆徒(所属僧侶)になられます。法然上人の仰せを真似て「偏依梶丸一師(へんねかじまるいっし=ひとえに梶丸師に依る)」と言われたこともありました。20歳ほども若い住職を師として仰いでおられました。

痩身で小柄、深く静かな世界を呼吸しておられることが伝わってくる方でした。
本誓寺様のお朝事の後、朝食が済んでお茶をいただいている折、「百々海さん。ご住職になられると、きっといろんな相談を受けることになります。例えば「水子供養をしてほしい」と頼まれた時に、「浄土真宗では水子供養はしません」と紋切り型に答える住職にだけはならないでください」と静かに、ちょっと頭を下げて言われたことが憶いおこされます。さて、浅田さんの願いを私は果たしているのだろうか、と胸を突かれます。

不思議なもので、深く刻まれた言葉は生き続けます。普段は忘れていても、縁を待って聞こえてくるようです。

さて、22日(祝)11時~13時(※14時~からでなく11時~です)に秋の永代経彼岸会法要を勤めます。近郊の方は本堂にお参りされ、どうかご本尊の前に身を置かれ、亡き人を偲びつつ如来のみ教えに遇いたてまつる「聞法供養(もんぽうくよう)」(善導大師)の時を。
尚、お斎の準備の都合上、19日(木)中までに申し込みください。南無阿弥陀仏

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