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〈開催報告〉報恩講円成しました

2021.10.22

17日(日)日中法要法話 「還相回向とは-」 池田勇諦師(三重県桑名 西恩寺様からZoom配信)

10月16日(土)・17日(日)の両日、報恩講が勤まりました。両日中に秋が一気に到来したような陽気でしたが、16日(土)14時〜逮夜法要(本堂14名+Zoom29名)では、市野光生師(千葉・道誠寺住職)から「よきひとのおおせをかぶりて」との讃題にて二席のご法話を頂戴しました。

続く18時〜初夜法要(本堂8名+Zoom31名)では、法話二席(「真宗本廟創立の起点-創立750年を迎えて」)、翌朝8時〜晨朝法要(本堂2名)は、法話一席を住職が担当しました。


16日(土)逮夜法要
16日(土)逮夜法要法話 市野光生師(千葉・道誠寺住職)
16日(土)初夜法要 住職法話

17日(日)13時〜16時30分日中法要(本堂17名+桑名西恩寺様26名+Zoom63名)には、池田勇諦師から「還相回向とは-」とのご法話二席を頂戴し、その後1時間ほどの質疑応答・語り合いでした。

昨秋に住職が池田先生にお尋ねした「 「南無阿弥陀仏の廻向の/恩徳広大不思議にて/往相回向の利益には/還相回向に回入せり(聖典504頁)」と詠われているのは、池田先生がおっしゃる「還相往相の次第」「往相還相の次第」の内、後者の「往相還相の次第」でしょう。では往相回向の利益としての還相回向とはいったい何なのか。その点を教えてください 」との愚問に対して真正面から応答下さった、一点のゆるみも隙もない、深く丁寧なご法話でした。

堂内にはモニター3台設置

しかしながら、参詣の皆さんに昨秋の問いを事前にお知らせせず、門信徒の皆様から提起された追加質問のみをお伝えし、またご法話後の語り合いにおけるミスリードは誠に不覚でした。自らがいかに正しく聞きとれていないか。「言葉の綱渡り」に過ぎないから、言葉が変わると途端に不明瞭になる浅さを知らされます。私にとっては、聞き直しを促されるご縁でした。

質疑応答 ㊧西恩寺様本堂にて 池田勇諦師が応答 ㊨了善寺本堂 参詣者が発言

池田勇諦先生の講義録(『教行信証に学ぶ』4巻・全9巻/@500円/東京教務所☏03-5393-0810)の一部を以下に掲載します。先生は「往相も還相も一つの本願力回向なのです。一つの本願力の二つの相」(前掲書・19頁)とまず教えてくださっています。今回のご法話の冒頭で板書くださった内容です。

「私たちを本当に浄土に向かわしめるために、まず浄土の菩薩と共に娑婆へ来てくださる。その点になりますと皆さん方一人ひとりが、深いご縁をいただいていらっしゃることでありましょう。例えばご両親や、祖父母の深い仏縁に導かれてとか、いろいろな形を持っていらっしゃると思いますが、それが還相回向の最先端ではないですか。そういうことがなかったら往相回向なんて成り立たないのです。・・だから往相回向の背景に還相回向があるということです。これは十分にこだわっておきたいところです。いかにこだわってもこだわり過ぎないところであろうと思うのです。浄土真宗の仏道の原理ですから。そこがハッキリしなかったら、一体、我々はどうして救われるのですかというような話にもなります。だから還相往相の次第ということ、これがいのちなのです。このことが一つあきらかになると、必然的にこの後の義です。それが往相還相の次第です。「往相回向の利益には還相回向に回入せり」と。これは誤解を恐れずに言えば、如来の往相回向、還相回向でしょう。その如来の往相回向還相回向によって、真実の信心を賜わることにおいて、今度は私たちの上に往相回向還相回向、・・還相回向の利益というものが、今、現在、何らかの形で私たちの上に与えられていくに違いない」。(前掲書・22-23頁)

この最後の「今、現在、何らかの形で私たちの上に与えられていく」のは何なのか。それが今回のご法話の骨格であり、それは前掲書34頁以降の内容とも重なります。


「「名号をとなうるはすなわち浄土を荘厳するになるとしるべしとなりと。」(『尊号真像銘文』聖典520頁)このお言葉です。真実の行信というのは、いえば往生浄土です。往還の二回向というのは、荘厳浄土です。・・建立浄土です。・・穢土のただ中に浄土を荘厳する。浄土を荘厳するということは、真実の行信が成就することです。大般涅槃に方向づけられた歩みをする人が生まれ出るということです。それが荘厳浄土」。(前掲書・35-36頁)


「真実の行信に与えられる還相回向の利益ということは、私の上に始まる願生浄土の生き方です。つまり本願を生きる、如来の願いに生きるという歩みが始まるということです」。(前掲書・36頁)


「還相の菩薩にはたらかれて、私に成り立つ信心の利益として、因位より果上へ向かう従因向果の菩薩の歩みが与えられていくのだと。それを常行大悲というのです。それを願生浄土とも表現するわけです」(前掲書・37頁)

17日(日) 池田師の法話を聴聞

今回も西恩寺様の池田徹ご住職をはじめご寺内の皆様、存徳寺様(岐阜)徳永智也副住職が、事前のリハーサルから当日の場内設営まで、全面的にご支援くださいました。ホワイトボードへの陽光の映り込みを遮蔽する為、西恩寺様の役員方が堂内の窓に紙を貼ってくださるなど、微に入り細に入り当山の報恩講をお支えくださいました。全国からZoom参詣下さった法友諸兄姉を含め、すべての皆さまに深く御礼申します。ありがとうございました。南無阿弥陀仏

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