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【報告】11月1日・2日報恩講円成しました

2025.11.03

皆さまからのお支えによって、11月1日(土)2日(日)の両日にわたり、1日(土)14時~17時逮夜法要・18時~19時半初夜法要・2日(日)8時~9時晨朝法要・11時~16時日中法要(午後おさらい勤行)と計4座の報恩講法要が勤まりました。ありがとうございました。
そして「1年365日、毎日が報恩講である」(暁烏敏師)、明年の報恩講のお待ち受けが始まりました。

1日(土)14時~17時逮夜法要には、荒木貴弘先生(神奈川県藤沢市 萬福寺副住職)にご出講いただき、ご自身の生活を通して、まさに聖教を身(現前の境遇)で聞く姿勢を教えていただき、仏法聴聞は「聞き方」を習うことに尽きる、と感じ入りました。

二河白道の譬えの「正(まさ)しく身心に当たりて」(『聖典』第1版220頁)を池田勇諦先生から「これこそ正しい聞き方」と教えられたことを憶いおこしています。
知識の習得は大切です。例えば語義を知らなければ読み進めず、誤読にも気づけません。ですが知識の習得どまりであれば、習得した自分は知識量が増えただけ、解説はできますが、解説している私は何ひとつ変わらないのです。
このことは「御一流の義を、うけたまわりわけたるひとは、あれども、ききうるひと、まれなり」(『蓮如上人御一代記聞書』55条・『聖典』①865頁)との仰せに明確です。「浄土真宗を理解している人はいても、わが身に聞きあてているひとは滅多にいない」という厳しくも大切なご指南でしょう。

ご法話後の質疑応答では、参詣者から「そもそも宗教とは何か」との根源的な問いが提起され、荒木先生からは「この場に身を置いていること自体が稀有なこと。ご自身の問いに導かれて聞き抜いてほしい」(趣意)との当意即妙な応答を聞かせていただきました。
その後も感想が続き、荒木先生が身で聞いておられるからこそ、多くの人々の身に響いたのだな、とふりかえっています。

1日(土)逮夜法要 荒木貴弘先生
本堂32名+Zoom16名の参詣でした
意見交換・質疑応答
Zoom参詣者からも感想が―


遠くは石川県、福井県、山梨県、茨城県からも参詣され、また2日(日)午前には近年「蓮如上人御影道中」の供奉人を拝命している小川龍太総代がパワーポイントで画像を示しながら、土徳が支える御仏事に縁を結ばれたよろこびを語られました。

新型コロナウイルスのパンデミックにより、参詣者数を制限しZoom参詣主体としたり、窓開け換気が可能なように―と日取りを前倒ししたり、と様々に試みてきました。
今年から了善寺報恩講は「11月第1日曜日とその前日」に勤めることに決定しました。来年=2026年は10月31日(土)・11月1日(日)、1日には一楽真先生(大谷大学学長・石川県宗圓寺住職)にご出講いただきます。

了善寺では11月も定例法座は勤まります。お互いに、生涯聞き抜く力をこそ賜り続けることに尽きます。

前住健在の頃は、私自身が「宗教は所詮は心の支えにすぎない。だから自分には不要」と聞く前からわかっていたので、宗教不要論者でした。わかっているから、聞こうとしないのは当然です。
よく耳にすることですが、「鎌倉時代の人は純朴だったから、阿弥陀さまを信じられたのでしょうねぇ」とか、「煩悩があってはダメですよね」とか、「なかなかそう思えません」といった、各自が持つ決めつけを打破してくださるのが南無阿弥陀仏のようです。南無阿弥陀仏

2日(土)18時~19時半 初夜法要 夜の法話は格別です
逮夜から引き続き参詣された方、初夜の参詣者など、本堂20名+Zoom9名のお参りでした
2日(日)8時~8時45分 晨朝法要
本堂10名+Zoom8名参詣
2日(日)11時~16時 日中法要
本堂43名+Zoom最多21名
2日(日)午前 小川総代感話
「蓮如上人御影道中」供奉人を拝命して
2日13時45分~ 門徒役員が調声 お浚(さら)い勤行
池田先生がご出講くださった折、「午前中に御満座が勤まっているのだから、午後のお勤めは「お浚い勤行」としたらどうだろうか」とのご教示をいただきました
11月1日(土)逮夜法要
Zoomには首都圏はじめ、鹿児島・福岡・京都・愛知・北海道など全国各地から
介護や体調により外出叶わない方、遠方につきZoomならお参りできるという方など、様々なご縁の方がZoom参詣されます
11月2日(日)午後 住職法話
お荘厳の片づけです
今年の報恩講が終り
来年の報恩講のお待ち受けが始まります




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