【報告】12/24お磨き&年内最終法座『清澤満之師に学ぶ』
2023.12.24
東京も年末らしい寒さになった、12月24日(日)10時半~お磨き・大掃除、14時~16時には本年最後の法座「清澤満之師に学ぶ」を開きました。
今日学んだ二文を以下に記します。
「精神主義は決して隠遁(※世を捨てて隠れること)主義にあらず、亦(また)退嬰(たいえい)(※尻込みして新たなものを取り入れようとしない)主義にもあらざるなり。協同和合によりて社会国家の福祉を発達せしめんことは、むしろ精神主義の奨励する所なり」(清澤満之『精神主義』)
「万物一体の原理に立つ精神主義は自分の属する社会なり国体なりを自分の外に見ない。自己の外に社会なく、社会の外に自己なしという見地に立つ」(西村見暁『清澤満之先生』299頁)
生涯にわたり法難に遭遇された親鸞聖人の、特に晩年の聖徳太子讃仰の視座はこの「見地」だったと私は受けとめます。
皆さまのお支えによって、 本年の拙寺の法座がすべて勤まりました。
ありがとうございました。引き続き共に聞思を。南無阿弥陀仏