あけまして南無阿弥陀仏 新しい年が始まりました
2022.01.01
世界的にオミクロン株の感染拡大が報じられる中、2022年を迎えました。
日本はマスクの徹底が功を奏しているのか、あるいは日本特有の何かがはたらいているのかはわかりませんが、今のところは低位安定で推移しています。
文字通り「新しい生活」を切り開く一年にしたいと念願しております。
21年12月27日付日本経済新聞1面に掲載されていたアメリカCDC(疾病対策センター)前所長ロバート・レッドフィールド氏の見解は、冷静であり道理にかなっていて、示唆に満ちていますので抜粋します。
「集団免疫は当初から新型コロナには通用しないと考えていた。・・予防効果が長続きしないからだ。・・このウイルスは人類が地球にいる限り、存在し続けるだろう。消えることはない。うまく共存する方法を学ぶことが大切だ。ワクチン、感染や免疫に関する知識、抗ウイルス薬など、我々は共存するなかで対抗策を見つけていくべきだ」
「失望する必要はない。このウイルスは変化している。既にオミクロン型は発病の方法が大きく変わり、従来の肺ではなく気管上部で複製しているようだ。最終的に喉や鼻で複製するようになれば、普通の風邪と同じようになる可能性がある」
「新型コロナと共存する手段をすべて手に入れるには3~5年かかるだろう。抗ウイルス薬の開発や検査能力が拡大すれば2022年はより平穏な年になる。ただ今後2~3年「新型コロナからどう自分を守るか」を考え続けることになる」
「新型コロナは「パンデミック」ではない。いまできる最も重要なことは大パンデミックへの準備だ。より深刻な呼吸器系のパンデミックに直面する高いリスクがあり、それは鳥インフルエンザの可能性が高い」
この境遇を破って私に聞こえてくるのは、賀状の一言に尽きます。いつでも、どんな時でも、「これからだ」。本願のよび声そのものであり、目となり足となってくださる一言です。本年も共に聞思を- 南無阿弥陀仏