新刊!暁宇会選書③『私にとって暁烏敏とは』池田勇諦師講述
2022.05.06
林暁宇師のご命日(2007年4月29日・84歳西帰)を期して、毎春4月に1泊2日の暁宇忌(ぎょううき)を開いてきました。が全国から参加者が集い、食事と宿泊を伴う形式の為、20年・21年・本年と3年連続で開催を見合わせました。法会を開催できない、不如意(思い通りにならない)の事実自体が如来の大命でありました。暁宇忌を勤められないから、法話が聞けないから、仏法に遇えないのではなく、現前の境遇が説法している―のでした。
そんな中、法友からのお支えに後押しされて、昨夏8月22日(土)了善寺「香草忌」(こうそうき・暁烏敏師ご命日記念法座・昭和29年8月27日78歳西帰)における池田勇諦師の記念法話をこの度刊行しました。刊行日は、林先生のご命日=「4月29日」としました。
表紙の画像は横山定男氏撮影、口絵画像(👇)は岩瀬暁燈師撮影・児玉暁洋師所蔵ですが、南無阿弥陀仏が生んだ、その顔貌に圧倒されます。
本書に収められている池田先生の記念法話は、もはや「私事」ではない、「仏事」としての「私自身を語る」内容です。他では聞くことができない、稀有なご法話です。「高校1年の夏休み」に暁烏師の著書と出遇ったこと、そして師の著述から二文を引用され、仏法聴聞の要を説きあかしてくださっています。
文字サイズも大きく、西恩寺総代の桑原克法兄のカットも随所に光る1冊は、@300円で頒布しています。
注文方法は メール ryouzenji@ked.biglobe.ne.jp または FAX 刊行書籍 | 真宗大谷派 法性山 了善寺 (ryouzenji.or.jp) にて、注文冊数・住所・氏名・電話番号(携帯等)をお知らせください。
また昨年1400回忌を迎えた聖徳太子の「慶喜奉讃」の一冊、『和国の教主―親鸞聖人における聖徳太子観』(池田勇諦述・@500円)もお薦めします。南無阿弥陀仏