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2024法座カレンダー

2023.12.16

来年の法座カレンダーです。
国内外の混迷は半ば常態化し、政治の腐敗も「またか・・」と呆れる他ない危機的状況です。自然環境の激変、ウクライナへのロシアの侵攻、ハマスとイスラエルとの戦闘、欧州の極右勢力の動向も含め、世界はどこへ向かっているのでしょうか。

西村見暁師いわく「頭を下げるものを持たぬ者に、国政をあずけてはならないのであります。国政を私(わたくし)して、国民を苦しめるのはそういう人々であります」 
(西村見暁『和国を建立する者』『香草』昭和35年10月・11月合併号)

政治家への批判というよりも、国の動向に無関心なままにあずけっぱなしの国民としての見識が問いかえされます。また、自民党であれ、立憲民主党であれ、共産党であれ、「国家百年の計」を論じ合う政治が願われます。

親鸞聖人のお手紙に
「 世にくせごとのおこりそうらいしかば、それにつけても、念仏をふかくたのみて、世のいのりにこころいれて、もうしあわせたまうべしとぞおぼえそうろう」とあります。(『聖典』568頁)

念仏は個人救済の手段にとどまらず、自他一如の視座を与えてくださる如来の公共事業なのです。現代においても「くせごと」(道理に合わない出来事)が頻出する昨今、上掲の「世のいのり」との一節は殊に響きます。 真宗仏法における生活即道場の一面は、まさにここにあると知らされます。

仏法の聞き誤りから、ともすれば世間軽視に陥りがちな危うさをおぼえます。また「アリガタイ」の感謝どまりも、現実逃避に変質しかねません。西村師の仰せの「国政」を「真宗大谷派」・「家庭」・「仕事」・「子育て」、そして「了善寺」に置きかえると、身に迫ってくるものがあります。

今週届いた池田勇諦先生からのお便りには、「一番の自問点は/主権者になろうとしない有権者・自分」とありました。



○本堂参詣に加えて、Zoom配信を継続します。Zoomには、首都圏はもちろんのこと、北海道・石川・山形・京都・愛知・三重など、全国各地のお仲間が参詣下さっています。但し、3月・9月の「永代経法要」のみ、Zoom配信は致しません。

○3月・9月の彼岸会は「永代経法要」に改称、新たに「聞法供養」の場とします。従来の午後開催を「11時~13時」とし、お斎(おとき=仏事の昼食)をふるまうことと致しました。またZoom配信は致しません。

○6/23(日)臘扇忌の講師は、引き続き島﨑暁民先生、8/25(日)香草忌の講師は、アメリカにて暁烏敏先生の一語に出遇い、現在も暁烏先生の世界をたずねているマイケル・コンウェイ先生(大谷大学真宗学科准教授)、10/26(土)・27(日)報恩講の講師は、7年ぶりに一楽真先生(石川県宗圓寺住職・大谷大学学長 ※27日のみ 26日は住職)が、それぞれご出講くださいます。

迎える明年も共に仏法聴聞を。南無阿弥陀仏

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