4月22日(土)暁宇忌を勤めます
2023.03.20
新型コロナで3年間休止しておりましたが、4月22日(土)14時~17時に了善寺にて、暁宇忌を勤めます。今年は林暁宇師17回忌(2007年4月29日西帰・満84歳)、谷田暁峯師13回忌(2011年10月22日西帰・満78歳)の御正当ですが、例年の1泊形式は控えて、半日の法要として計画しました。
詳細は以下の通りです。両先生との生前の縁の有無は不問、 本堂参詣とZoom参詣のいずれも、どなたでもお参りいただけます。
参詣ご希望の方は4月20日(木)中までに、①本堂/Zoom参詣の別、②氏名(ふりがな)、③住所、④連絡先(携帯)を明記の上、ryouzenji@ked.biglobe.ne.jp までお申し込みください。尚、参加費制ではなく、随意志納です。(☏03-3451-5646:了善寺百々海)
暁烏先生のご門下の多くは、身に差し迫る生活の苦悩を抱えて明達寺の門を叩いた方でした。毎田周一先生、西村見暁先生、あるいは児玉暁洋先生や出雲路暢良(暁寂)先生らは「学僧」の系譜、林先生や蒲池暁青先生らは「堂僧」の系譜と林先生は仰っていました。岩瀬暁灯先生、大島暁北先生、礒貝暁開先生、岡本暁禮先生、得度をされなかった松田章一先生、御健在の島﨑暁民先生など、多士済々であり、決して一色に塗り固められた方々ではありません。
過日、島﨑暁民先生から頂戴した書簡に、『暁烏敏全集』1巻所収の「仏説無量寿経講話」の一節が抜書されていました。師匠仏世自在王仏との出遇いが弟子仏法蔵比丘を誕生させたこと、また「弟子一人ももたず」が生涯弟子の座を意味することを重ね合わせ、深い感銘を受けています。
「(清澤)先生の尊いところは、先生自身の道を開かれたところにあり、同時にまた先生自身の型の中へ私どもを入るることなしに、ただ私をして私自身たらしめることに鞭韃してくれられたところにあるのであって、そこが最も有難いのであります。・・・・師によって自ら生きる道を開かれたものは、師を尊むと同時に、師の真似はせぬのであります。ただそれによって自己独特の道を完成するのであります。しかしてこれを最初に示された人がこの法蔵比丘なのであります」
皆さまのご参詣をお待ちしております。南無阿弥陀仏