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5/28(火)YouTube法話「仏弟子の使命 - 嘲を恥じず」

2024.05.29

5月28日(火)練馬真宗会館「親鸞聖人ご命日のつどい」に出講しました。
60分の法話です。縁あればご視聴ください。

お坊さんの法話 2024年5月28日 仏弟子の使命-「嘲を恥じず」 (youtube.com)



講題は「ただ仏恩(ぶっとん)の深きことを念じて、人倫の嘲(あざけり)を恥じず」(「後序」第1版聖典400頁)との親鸞聖人のお言葉から頂戴しました。主要著作『教行信証』の「後序」と信巻「別序」の二か所に、この力強い言葉が置かれています。意訳すれば「底知れない仏恩を憶念する時、世間の批判など耳に入らない」という仏弟子の使命であり、態度決定です。法難に遭遇しながらも大胆にも『教行信証』を著述した原動力は、師教への応答でした。

親鸞聖人は「浄土の真宗」を開いたのは法然上人と仰いでいます。その師教に応答する使命を果たしていく弟子道こそ、親鸞聖人の軌跡です。暁烏先生が「先生宗ではない。弟子宗だ」と喝破されているとおりです。
著作にあらわれた教学の展開には違いがあります。その違いは親鸞聖人が師教(=伝承)を自らに実証実験(=己証)された結果としての展開です。伝承なき己証は独断に過ぎず、己証なき伝承はコピーどまりですが、親鸞聖人に限らず、正しき仏法相続はそのいずれでもありません。

今回の法話では真宗高田派妙源寺様(愛知県)に伝わる「選択相伝御影」を中心に、仏弟子として生きる姿勢、賜る御用を学ばせていただきました。




「嘲を恥じず」。
周囲の目ばかりをうかがう「中腰の人」(暁烏敏師)に、「忖度(そんたく)」を超えて使命を果たす力を賜る。それが師徳報謝の道でしょう。
私には、林暁宇先生の姿勢が浮かびます。南無阿弥陀仏

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