行事
年間行事
修正会(しゅしょうえ) 1月元日
一年の幕開けは、南無阿弥陀仏から。いつでもどこでも幕開けを与えてくださるのが南無阿弥陀仏、如来のよび声です。真宗に喪中無し。前年に葬儀を勤めた方もどうぞお参り下さい。
春の彼岸会(ひがんえ)法要 3月
真宗の供養は「聞法供養」(もんぽうくよう)(池田勇諦)です。私が教えに遇う=「聞法」の他に「供養」なしとの態度決定が真実の供養道の始まりです。
臘扇忌(ろうせんき) 6月
信力院釋現誠(しんりきいんしゃくげんじょう) 清澤満之(きよざわまんし)師法要
明治時代に「浄土真宗は一宗一派の民族宗教ではなく、世界人類の安心の源泉」(趣意)と見抜いた視座は現代においても斬新です。ソクラテス・エピクテタス・孔子・佐藤一斎・釈尊・親鸞聖人・『聖書』等々東西両洋の思想・宗教に学んだ「独立者」、清澤先生のご命日法要です。(明治36年6月6日・満39歳西帰)
盂蘭盆会(うらぼんえ) 7月
東京都区部は七月盆。 「盂蘭盆」とは「ウランバーナ=倒懸=逆さづり」を意味します。「一切の祖先は、どうかお前助かってくれと願っているのである」(曽我量深)とは、「目を覚ますべきは私の方だった!」との逆転です。
香草忌(こうそうき) 8月
香草院釋彰敏(こうそういんしゃくしょうびん) 暁烏敏(あけがらすはや)師記念法要
師清澤満之の教えに生きた-暁烏敏先生のご命日法要です。(昭和29年8月27日・満77歳西帰)
「生活派」と呼ばれ、「悪魔」とも「高僧」とも評された大器。昭和26年には盲目の身で議員資格無きままに宗務総長に推挙され、わずか11か月の在任中に宗門の危機を突破した「大凡夫」(林暁宇)です。所蔵する書軸の虫干しを兼ねた晩夏の法座です。
秋の彼岸会法要 9月
ある方からのお便りに「救いを求めて教えを聞き始めたのですが、救われる意味が全然違っていました。これからも聞法させていただきます」とありました。かん違いをかん違いと気づかせる光こそ如来です。如来は名詞でなく動詞なのです。
報恩講 10月
愚禿釋親鸞(ぐとくしゃくしんらん)記念法要
親鸞聖人のご命日法要である報恩講。「浄土真宗」の四文字は、いわゆる宗派の枠を超えた人類共通の課題への応答であり、「本願の国土=浄土こそ人間の完全なる立脚地」との宣言です。所属門徒に加え、全国各地からの参詣者を迎えて、毎年二日間にわたって勤まります。
おみがき
本堂の真鍮製仏具を専用ワックスで磨き上げ、内外を清掃します。道場護持へのご奉仕「お磨き」です。
月例法座
参会にあたって事前の連絡は不要です。原則として毎月、定例の曜日に開催しております。
休会の場合もありますので行事予定表をご確認ください。
『和讃』(わさん)に聞く
毎月 第2水曜日 14時~16時(参加費@500円)
『和讃』は、四行形式の親鸞聖人の念仏讃歌・ポエムです。「書物を読むにはその中に書いてあることがいかに自分のこころに合うかを探すような読み方はいけない。ほんとうに何がその書物に語られてあるかを聞かねばならない」(J.ラスキン)。
字句解釈に留まらず、聖人に『和讃』を書かしめた源泉に出遇うべく、『和讃』に耳を傾けています。
清澤満之師に学ぶ
毎月 第4日曜日 14時~16時(参加費@500円)
『亡くなられるまで全生涯がすべてこれ実験であり、宗教そのものが先生には実験であった』。(西村見暁(けんぎょう)著『清澤満之先生』195頁)
結論を鵜呑みにできない自らの上に伝統の教法を実証する歩みが「実験」です。
テキストは『清澤満之の精神主義』(東本願寺出版部・初回参加時に進呈)、サブテキストは西村見暁著『世界統一的国家の原造者』(希望者には\2000にて頒布)。
無明(むみょう)の会
毎月 第1日曜日 14時~16時(参加費@500円)
総代・世話人有志が主催する自主学習会
まくはり会 東京真宗同朋の会主催
毎月 第3水曜日 14時~16時30分(参加費@1,000円)
千葉県幕張で開かれてきた聞法会「まくはり会」ですが、講師のお寺を会場として開催しております。豊かさを求めて働く私たちには見えてこなかったことを見させてくれる親鸞の教え。集まった仲間たちと共に、その教えに触れてみませんか?(チラシより抜粋)