会の歩み
08年4月29日暁宇忌(林暁宇師一周忌法要)は、石川県能美市鍋谷の称佛寺鍋谷道場(谷田家)にて勤まりました。道場の隣に「具足舎」はありました。
07年4月29日に林暁宇師がご西帰され、谷田暁峯師を代表として暁宇会は生まれました。
当初から会費や入退会の取り決めはせず、垣根なき僧伽(さんが)を志向したのは林師の姿勢に感化されてのことでした。08年4月29日に「暁宇忌」と名付けた一周忌法要を全国から参詣された200名余りの方々と共に石川県にて勤めました。
代表(当時)谷田暁峯師が「日本の中心は東京だから、関東の中心道場である真宗会館を会場としよう」と発意され、翌09年三回忌法要からは東京練馬の真宗会館が会場になりました。
その機に、代表谷田師の推挙を得て百々海 真(東京了善寺住職)が代表となり現在に至っております。
初代代表である谷田師が11年10月22日にご西帰され、以後17年10月谷田師七回忌法要までは、春の「暁宇忌」に加えて、秋に石川県で法座を開催してまいりました。
会としての主な活動は、毎年春の「暁宇忌」(一泊二日の法座)の開催ですが、その場での新たな朋友との出遇いが最大の利益です。最近は参加者の半数以上が林先生との生前の縁なき顔ぶれに一新されて、40~50名規模で開催しています。土・日曜日の開催であり、また一日だけの参加も可能なため、現役世代も多く参加されています。いわゆる研修会や学習会ではなく、全国から様々な方々が集う出遇いの場、「僧伽」(仏法が開く信仰共同体)としての歩みを重ねています。
どなたでもご参加いただけますので、事務局まで気軽にご一報ください。
尚「暁宇会選書」については「刊行書籍」をご覧ください。
「暁宇会」の活動
開催年月日 | 会 場 | 講 師 | 講 題 |
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08年4月29日 | 鍋谷道場(石川県) | 池田勇諦師 | 「死後観と死観」 |
09年4月29~30日 | 真宗会館(東京都) | 池田勇諦師 | 「往生と成仏」 |
10年4月29~30日 | 真宗会館(東京都) | 熊谷宗惠師 | 「絶対の神(ただのかみ)」 |
11年4月17日 | 了善寺(東京都) | 谷田暁峯師 | 「まことなるかなや」 |
12年4月21~22日 | 真宗会館(東京都) | 近田昭夫師 | 「底が抜ける―往生の信心」 |
12年10月6日 | 広大舎(石川県) | 一楽真師 | 「ねてもさめてもへだてなく 南無阿弥陀仏をとなうべし」 |
13年4月20~21日 | 真宗会館(東京都) | 近田昭夫師 | 「自身を深信す―この自分を私 (わたくし)していました」 |
13年10月26~27日 | 広大舎(石川県) | 一楽真師 | 『勧衆偈』に聞く |
14年4月19~20日 | 真宗会館(東京都) | 渡邉晃純師 | 「回向の信 -真実の私・仮の私-」 |
14年10月18~19日 | 鍋谷道場(石川県) | 一楽真師 | 「往生安楽国 -世を超えて世を生きる-」 |
15年5月9~10日 | 真宗会館(東京都) | 渡邉晃純師 | 「他力の救済」 |
15年10月17~18日 | 鍋谷道場(石川県) | 池田勇諦師 | 「和国の教主」 |
16年4月23~24日 | 真宗会館(東京都) | 一楽真師 | 「如来如実の言(みこと)を聞く」 |
16年10月15~16日 | 鍋谷道場(石川県) | 太田浩史師 | 「暁烏的土徳」 |
17年4月15~16日 | 真宗会館(東京都) | 春秋賛師 | 「汝、自当知」 |
17年10月15~16日 | 鍋谷道場(石川県) | 百々海真 | (谷田暁峯師七回忌法要追弔法話) |
18年4月14~15日 | 真宗会館(東京都) | 太田浩史師 | 「聖徳太子と非僧非俗」 |
19年4月20~21日 | 真宗会館(東京都) | 太田浩史師 | 「真宗的聖徳太子」 |
20年4月18~19日 | 真宗会館(東京都) | 太田浩史師 | ※新型コロナウイルス感染拡大の為に開催見合わせ |
21年4月24~25日 | 真宗会館(東京都) | 太田浩史師 | ※新型コロナウイルス感染拡大の為に開催見合わせ |
22年4月 | ― | ― | ※新型コロナウイルス感染拡大の為に開催見合わせ |
2023年4月22日 | 了善寺 | 百々海真 | (林暁宇師17回忌・谷田暁峯師13回忌法要) |
2024年4月21日 | 了善寺 | 百々海真 | 「原点回帰」 |